外断熱アージュレックス工法
メーカー:アイカ工業株式会社

アイカ湿式外断熱システム
アージュレックス工法の特長
1 高品質のEPS断熱材
2 耐久性を高めた断熱材被覆モルタル
3 施工性を良くしたグラスファイバーメッシュ
4 接着方式が基本なので、熱橋がなく、結露防止性が優れる。
(必要により断熱ファスナーで補強)
5 建物躰体にかかる外皮の荷重(負荷)が小さい。
アージュレックス工法
約8kg/m²以下
通気層型乾式工法
30~50kg/m²
6 断熱改修に最適
(住んだままで改修しやすい)
鉄筋コンクリート造建築物における外断熱工法の特長
一般に、外断熱は内断熱に比較して多くのメリットがあります。
アージュレックス工法は”材料品質””施工方法”の最適化によって、外断熱のメリットをフルに発揮させた、経済的にも有利な工法です。

建築物の耐久性向上
外断熱では、躰体のコンクリートが断熱材で保護されるので、日射や外気温などの影響を直接受けずにすみます。また、透湿性を付与した密着型外断熱工法は、コンクリートの中性化進行を抑制する効果 が確認されています。

防露・防カビに有効
外断熱は、外壁部分における結露発生のリスクが減り、室内におけるカビの発生も抑えられます。
既存建物の防露・防カビ対策としても、外断熱による改修は有効です。
省エネルギーに有効
外断熱は、内断熱と比較すると、熱橋部分が少ないので、熱損失量 が約20%少なくなります。

断熱改修が容易
外断熱なら、断熱改修工事は屋外作業が主体となるので、入居したままで施工が可能です。
室温環境が向上
外断熱では、コンクリートの熱容量を活用できるので、安定した室温を保ちやすくなります。
冬には暖房を切っても室温がすぐに降下せず、夏には冷房を切っても室温がすぐには上昇しません。

建物イメージが一新
アージュレックス工法においては、ポリスチレンフォーム特有の加工容易性(形状)とジョリパットの意匠性を活かして、建物のイメージを一新することが可能です。
建築基準法の改正に伴い、
耐火構造の外壁に施す、外断熱工法の取扱いが変わりました
以前は、耐火構造の外壁に施す外断熱工法の取扱いについては、昭和60年9月5日に旧建設省住宅局建築指導課長より出された通 達(住指発第510号)に基づく運用がなされており、発泡プラスチック断熱材を使用する場合は、認定取得(Ew)が必要でした。 今般、平成12年の建築基準法改正に伴い、耐火構造の外壁に木材、外断熱材等を施す場合の取扱い」を下記のようにまとめられ、各都道府県の建築主事に通 知されました。現在は、この新しい取扱い基準に基づいて運用されることになっています。 これにより、『アイカ湿式外断熱システム アージュレックス工法』を耐火構造の外壁に施すことについては、法的な規制を受けることなく実施できるようになりました。
耐火構造の外壁、外断熱材等を施す場合の取扱い
告示に例示された耐火構造(準耐火構造、防火構造、準防火構造も同様)の外壁や軒裏に、表面 材として木材などの可燃材料を張る場合や、外壁に一定の性能を有する外断熱材を施す場合は、それぞれの構造に必要な性能を損ねないと判断できる。
なお、外壁の性能を損なわない外断熱材としてはグラスウール、ロックウール等の不燃系の断熱材が考えられる。
また、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨コンクリート造又は鉄材で補強されたコンクリートブロック造、レンガ造若しくは石造の外壁については、有機系の断熱材(JIS製品である発泡プラスチック<下表>等)を用いた外断熱を施すことも可能である。
分類 | 種類 | JIS番号 |
---|---|---|
発泡プラスチック系 | ビーズ法ポリスチレンフォーム | JIS A 9511 |
押出法ポリスチレンフォーム | JIS A 9511 | |
硬質ウレタンフォーム | JIS A 9511 | |
フェノールフォーム | JIS A 9511 |
