特殊内外意匠工事 – モダンアート –

コンクリート・磁器タイルの剥落抑制&剥離防止。

メーカー:菊水化学工業株式会社

モダンアートの特長

 モダンアートは、専用ボンドによる全面圧着張りで、しかも標準として鎧張り方式のKS-MA工法により、連続一枚仕上壁を形成し、剥落の心配のない仕上げを提供します。

 特殊下地状況や、環境的な配慮に対応したMAアンカー工法とMA複合工法を用意しています。

 材料が軽量であり、新たな仕上壁面の荷重負荷が小さく、地震に対して強い仕上げを提供します。

 R面への追従性の他、ALCの板間目地をまたいで施工できるなど、抜群の下地追従性があります。

 乾式材料であり、製造過程では環境に優しく生産し、施工中はミスト・騒音などの心配もなく、施工直後から壁面 として高性能の防水性と汚れ難さと耐久性を発揮する地球に優しい仕上材です。

 高級建築用御影石の風合いのモダンアートストーン、インド砂岩の持つ切れ味の良い割肌調のモダンアート砂岩、より陰影感を高めた砂岩複色、また、オーストラリア堆積縞模様砂岩調のモアーレに加え、コンクリート打放し調のモダンアート打放し、大理石調のモダンアートマーブル、流紋石調のモダンアートトラバーンなど豊富な高意匠商品を取り揃え、また、色調も豊富で幅広く選択できます。

お相撲さんが張り付いても剥がれないわけ

 施工後の壁に、お相撲さんが張り付いたとしても、モダンアートは剥がれません。これは、モダンアートの接着力が、お相撲さんの体重に十分耐えられるからです。

【計算】

モダンアートの接着力=4kg/cm2以上お相撲さんの体重を250kg/1人張り付いている部分の面積を5000cm2とすると、単位面積当りの荷重は250kg/5000cm2=0.05kg/cm2

MAトリプル工法

KS-MA工法

この工法は目地部重ね張りによる工法であり、モダンアートの標準工法です。下段から、専用のボンドで単位 シートを1枚ずつ圧着して張り、シート間は鎧張りの感圧接着で接合します。

このようにして仕上げた仕上層は連続した一枚壁を形成し、剥落危険を無くし、かつ下地追従性を高めます。また、壁面 の防水性はシート自体の防水性と鎧張り工法で安心できます。

【適用例】

(1)磁器タイルの改修:磁器タイル剥落抑制

(2)ガラス建材の改修:意匠感の向上

(3)ホウロウ板の改修:イメージ転換

(4)吹付タイルの改修:付加価値の向上

(5)吹付リシンの改修:付加価値の向上


MAアンカー工法

専用ボンドによる圧着と、目地の重なり部分にアンカーピンを併用して施工する工法であり、張り重ね目地一体化シートであるモダンアートならではの工法です。この工法の標準はシート1枚に対して1ピンの割合で打つために、下地追従性もあります。この工法は、剥落防止の信頼性がより向上します。

【備考】

(1)推奨アンカー:アルサスアンカー4.8φ*L(8~50)ASA5/16、ASA5/21、ASA5/35など

(2)アンカー部MAメジ引裂強度:約21kg/本

(3)適用

1.下地の表面強度が弱い場合

2.高層建築の改修

3.磁器タイルの改修


MA複合工法

この工法は、鉄筋コンクリート系建築物の外壁仕上げ層が、湿式工法タイル張り面 、モルタルの仕上げ面などの改修工事において既存の外壁仕上げ層を存置したまま、モルタルとネットとピンを利用して下地を造る工法を採用し、その後モダンアートで仕上げる一貫工法です。

【備考】

(1)適用

1.下地を存置したままで改修ができるために、現場での建設廃材の削減をしたい場合に適用します。

モダンアートの耐震性試験

1.試験構造体仕様

(1)ALC取付構法

免震工法:DR構法2F建て

(2)モダンアートの施工仕様

2.試験内容と結果

(1)試験方法

起震法試験

左記仕様の2F建て試験棟屋上に振動を起こす起震機を取り付け、各レベルで揺らして試験を行った。

(2)試験レベルと結果

試験レベル 結果
1.レベル3=揺れ幅±1mm/2F床部 1時間継続異常なし
2.レベル4=揺れ幅±2mm/2F床部 1時間継続異常なし
3.レベル5=揺れ幅±6mm/2F床部 1時間継続異常なし
4.レベル5以上=瞬間的には最大±13mm 半時間継続異常なし