安心・安全な快適空間を造るエコロジー社会に必須の技術。
有害物質除去 – アスベスト
アスベストとは
アスベストは、耐熱性、耐磨耗性など、優れた性質を持っており、さまざまな分野で長年使用されてきました。建築資材としては、保温材、断熱材、吸音材などに幅広く採用されてきました。
実は有害物質
アスベストの吸入によって起こる石綿肺は、胸膜の悪性中皮腫、肺がんの合併率が高い病気です。また阪神・淡路大震災では、損壊家屋のアスベスト飛散問題が指摘され、環境汚染が問題となりました。
解体工事には法制上の措置を講じる必要があります
大気汚染防止法の改正(1996年5月) 建築物の解体等に伴う石綿の飛散防止について、所要の規制措置を講じること
「労働安全衛生規則」および「特定化学物質等障害予防規則」の改正(1995年1月)
石綿(アスベスト)含有率が1%を超える
・吹付け石綿
・吹付けロックウール
・吹付けひる石(吹付けバーミキュライト)
が使用されている建物の解体前には、「石綿飛散防止対策」が必要です。